大阪の毎日放送と朝日放送の放送開始時の確執について「大阪テレビ放送物語」に以下のような記述がある。
http://homepage2.nifty.com/n-real/broadcasting/tv_story/tv_otv.html
「最初に免許申請を行った際、CBCがJOARを割り当てられ、大阪の朝日放送はJONRを割り当てられる。大阪では毎日陣営の新日本放送、朝日陣営の朝日放送がラジオ1波の取り合いをめぐって激しい争奪戦を繰り広げた。基本置局方針では東京では2〜3局、他都市では1とされていたが大阪では収拾がつかない事態にまで陥り、聴聞会を開くなどして調整を図ったが断念、置局方針を転換し大阪に2局を認め、このとき朝日陣営が毎日陣営の不備を指摘、毎日陣営はそれに対する反論がまともにできず防戦一方だったことなどから朝日より準備が進んでいるにも関わらず、順番で朝日にN、新日本にOが、また周波数も朝日に低い側の1010KC、新日本に高い側の1210KCが割り当てられ、新日本放送は不利な条件になってしまった。新日本放送は当局に「何故朝日より不利なのか」と問い詰めるが「順番だから」と一蹴されてしまった。また貪欲な朝日はCBCに対し、「うちのNは名古屋のNだ。おたくのAは朝日のAだから呼出符号を交換して欲しい」と申し入れをしたらしいが、CBCは「うちが一番最初に取ったのだから」と断ったという」